ChromeOSチームはこれまで以上にエコシステム機能の開発に力を入れています。 現在、AndroidからChromebookへ、またはその逆で写真を共有する方法がたくさんあります。 ネイティブでワイヤレスでできるものもあれば、ケーブルを使う方法もあります。 ここでは、AndroidからChromeOSに写真を転送する3つの方法を紹介します。
Android携帯とChromebookの間で写真を転送
最もシームレスで最新の機能から始めましょう。
1.Phone Hub
Phone HubはChromeOSの多くのエコシステム機能のミックスです。 Chromebookから直接スマホのホットスポットをオンにしたり、最近のChromeタブにアクセスしたり、スマホの場所を特定したり、スマホからChromebookに通知を同期したり、その他いろいろできます。 そして今、Chromebookで携帯の写真を転送しなくてもアクセスできます。 しかし、前提条件とちょっとしたセットアッププロセスが必要です。
まず、スマホはAndroid 8以上、ChromebookはChromeOS 103以上である必要があります。 お使いのデバイスが対象であれば、以下のステップで設定できます。
1.Chromebookの右下にある時間をクリックします。 次に、歯車のアイコンを選択し、ChromeOS設定アプリを開きます。
2.接続デバイスオプションを選択し、Android携帯の横にある設定ボタンをクリックします。
3.セットアッププロセスを続行し、確認のためにGoogleパスワードを入力します。 ChromeOSが自動的にGoogleアカウントでログインしたデバイスを選択します。
4.端末をクリックし、「最近の写真」オプションの横にあるトグルを有効にします。
5.お使いの携帯電話で、システム設定アプリを開きます。 ここで下にスクロールし、Googleオプションを開きます。
6.Googleの設定ページで、［デバイスと共有］オプションを選択します。 次に、Chromebookオプションを選択します。
7.ここで、写真とメディアの横にあるトグルを有効にします。 (このオプションが表示されない場合、前述したように、携帯電話をChromebookに接続してください）。
これで、Chromebookのドックにある電話アイコンをクリックして、Android携帯の最新の写真にアクセスできます。
写真をクリックしてダウンロードすれば、携帯から写真を転送しなくても、すぐにChromebookでアクセスできます。
2.近くの共有
Phone hubは良いですが、携帯電話から直近の4枚の写真しか取得できません。 そこで Nearby Share の出番です。 AndroidやChromeOSのAirDropのようなものです。 始める前に、Android携帯とChromebookの両方でNearby Shareを設定する必要があります。 設定完了後、両デバイス間でファイルの共有を開始できます。
Nearby ShareはBluetoothとWi-Fiがオンになっている場合にのみ機能します。 ですから、両方のデバイスでこれらをオンにしてください。
1.Android携帯でギャラリーアプリを開き、写真を選択し、共有アイコンをタップします。
2.ここで、Androidの共有シートメニューの「近くの共有」オプションを選択します。 ギャラリーアプリによっては、独自の共有シートを使用しており、「近くの共有」が含まれていない場合があります。 その場合、Androidのデフォルトの共有シートを開くのに役立つ共有シートのオプションが表示されるはずです。
3.Chromebookと近くにあるChromebookで同じGoogleアカウントにログインし、Wi-FiとBluetoothをオンにしている場合、「近くにある共有」メニューにChromebookが表示されます。 それをタップします。
4.両方のデバイスが同じGoogleアカウントにログインしていない場合、Chromebookの右下にある時間をクリックし、[Nearby Visibility]オプションを選択して有効にします。 これで、Androidデバイス上のChromebookが「近くの共有」パネルに表示されます。
5.ChromebookのNearby Shareから受信するファイルを受け入れるかどうか確認されます。 受け入れる］をクリックします。
6.承諾すると、写真がデバイスに転送されます。
同様に、ChromebookからAndroidに写真を共有することもできます。 Chromebookで「ファイル」アプリを開きます。 共有したい写真を選択します。 共有アイコンをクリックします。 共有シートに「近くの共有」オプションが表示されます。 それをクリックします。
次に、Androidデバイスを選択して、Android携帯と写真を共有します。 同じアカウントでログインする必要はありません。両方のデバイスでBluetoothとWi-Fiをオンにしてください。
3.USB転送
同じGoogleアカウントでログインしている場合、Nearby Shareは高速でシームレスですが、時には信頼できないこともあります。 転送が遅かったり、2台のデバイスが接続できないこともあります。 AndroidからChromebookへ、またはその逆で、たくさんの写真を共有したい場合、古き良きUSBケーブルに頼るほうがいいです。
1.USBケーブルでAndroid携帯とChromebookを接続します。
2.Androidでポップアップが表示されます。 ファイル転送オプションを選択して、デバイス間のデータ転送を有効にします。
3.ファイルアプリを開き、左のサイドバーで携帯電話を選択します。 Android携帯のファイルが表示されます。
4.転送したい写真を選択し、右クリックし、コピーオプションを選択します。
5.次に、システムフォルダの1つに移動し、右クリックして貼り付けオプションを選択して写真を貼り付けます。 写真をシステムにドラッグ＆ドロップすることもできますが、その場合、携帯電話の写真は削除されます。
ChromebookからAndroid携帯に写真を転送する手順は似ています。 Chromebookで写真を選択し、右クリックして、「コピー」を選択します。 サイドバーのPhoneドライブをクリックして、写真を転送したい場所に貼り付けます。
AndroidとChromeOSエコシステム
上記の方法以外に、Android携帯からChromebookに写真を転送する方法はたくさんあります。 USBケーブルの代わりに、USBスティックを使ってデバイス間で電話やファイルを転送することもできます。 ワイヤレスで転送するには、Nearby Shareの代わりに、AndroidとChrome OSデバイス間でBluetoothを使って写真を送信することもできます。